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東浦路 大川~八幡野①2013/07/02


三島神社の前を通り、「グランプリエ伊豆」敷地内の巨大なヤマモモの木を見て更に緩やかな坂を上がって行くと、正面の山腹に日大のコンクリートの白い建物が見え、同時に前方に鉄橋が現れました。岬石さんの話ではここに水準点があるとのこと。今回の数ある宿題の一つです。そして確かに左道端に古めかしい水準点を確認いたしました。(A手前の黒〇)


水準点は元来、国道や主要な道路沿いにあると思っていましたが、東浦路という古道の脇に置かれたというのは一つの発見でした。また、ネットで調べると、ここの水準点は一等水準点のように思えます。少なくとも稲取の消防署の上の葬祭場前にある水準点より貫禄があります。
 


鉄橋を渡って左に沢沿いの道を辿ると、上から男性が一人下りてきました(B点)。70歳前後の紳士です。今朝はこの先の恒陽台入口までを往復してきたとのこと。このコースだと約一時間の散歩になり、ちょうど良い運動になるとか。最近不整脈が発見されてから、散歩が日課になったと言います。
 


この方は6年前に東京から移住してきたとか。すぐ下に未だ新しい立派な住宅があり、その家のご主人でした。静かな環境に恵まれていますが、余生を如何お過ごしなのでしょうか?きっと幸せな生活設計を立てておられることでしょう。いずれまたお会いしてお話を訊いてみたいものです。
 


お別れした後、貯水場で折り返し暫く進むと、左へ鋭角に曲がる道がずっと先方まで続いているのに気が付きました。鉄橋から上がった九十九折の道がそこへ続いているように見えます。前回はこれを見送って直進し、石段を上がって汐見崎の分譲地内に出たのでした。今回はこの九十九折の道に入りました。



この道はなかなか感じの好い道で、しかもそれがずっと上まで続いています。暫くしてコンクリート舗装の跡が所々に浮き出た道となり、横倒しになった鉄のゲートも見つかりました。どうやら上の分譲地からの車止めのようです。そしてこの先僅かで、右(D点)に広い道が分譲地内に繋がっていました。出たところ(E点)はロータリーのある場所でした。



分譲地内の山側の石垣にはアガパンサスがズラーッと列を為して咲いて見事でした。手前のアジサイはもはやその時を終えてアガパンサスに次を譲ったかに見えます。かくして向井山の分譲地に上がった私はゆっくりと次の標的に向います。草崎川沿いに東浦路を求めて下り、再び旧国道に出て長田農園入口に出るルートがそれです。