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不思議な植物2013/07/17


今回の写真は今月の6日に撮ったもので、いささか古くて恐縮ですが、当方の下調べが未だについておらず、見通しもないものですから、取りあえずご報告させていただきます。
 


場所は山神社から農免道路に下りて間もなくの、荒巻と中峰に囲まれた盆地です。新しく開かれた畑地で、立派なハウスが幾つか立っております。ここから海側に降りる道は水下の外れと見高を結ぶ道路に出ます。

荒巻盆地?


写真の右端の森は山神社で、その左に風車が3基並んでいます。そして2号機と3号機の間にアニマルキングダムの大観覧車が見えます。それから、その左にたおやかな線を描いて浅間山、更にその左に扇のように開いている山は434m峰かと思われます。
 


さて、この盆地の中の道端に奇妙な雑草がありました。丈が1mを越しそうな細い雑草で、その中にヘビが鎌首をもたげているかのように発達して繁茂したのがありました。最初はカズラに巻かれているのかとも思いましたが、よく見ると自分の葉を茂らせています。そして、幹が上にゆくほど逞しく太くなっているのです。

 




自然界は驚くほどの生き残りの様相をも見せてくれます。そこから海側に坂を下ると、右手に高木が林立して圧巻です。その中に古木をがんじがらめにしている寄生植物が目に留まりました。でも、その木の上部はそんなのに負けるものかと元気の良い濃緑の葉っぱを茂らせています。

 



この辺りは茶ノ木平下部の、昔“畳平”とも呼ばれた山です。畳屋さんが所有していたので、そう呼ばれたそうです。南斜面はハウスを含めて殆どがミカン畑になっています。
 


稲取には町で指定された「ホルトの木」のような文化財としての木がありますが、他にもたくさんの大木、古木があります。願わくば末永く生きながらえて欲しいものです。