コジュケイの親子 ― 2010/08/11
朝のうちは青空がのぞいていたのに、昼近くになって深い霧に覆われ、そのうちにポツリポツリと雨が落ちてきました。きのうの八月十日は酷暑から解放されて一息ついた一日でした。
そんな空模様の中、細野高原をドライブする頃には雨も上がり、車外へ出られたのはラッキーでした。相変わらず霧がかかって展望は得られないにしても、高原の雰囲気は十分に味わえたことと思います。
また、思わぬハプニングがありました。桃野湿原から三筋山へ登る辺りでシカが突如現れたのです。私もこの高原で見るのは初めてのことなのでビックリしました。孫をはじめ全員喜んだのは言うまでもありません。シカは少し離れたところへ素早く移動し、こちらのほうを暫く眺めてから薮の中に姿を消しました。
それから、三筋山への最後の駐車場とその手前の駐車場の間の舗装道路でコジュケイの親子が前方を歩いているのに出くわしました。親鳥が一羽とかなり大きくなった幼鳥が四羽です。
私たちの車が上がってくるのを見て、幼鳥は小薮のなかへ急ぎます。でも、親鳥はあわてません。決して逃げることはしないのです。先日「稲取ふれあいの森」で見た偽傷行為こそ見せませんでしたが、子どもたちが逃げるのをしっかり見届けています。
細野高原は山菜採りだけの場所ではありません。湿原が四箇所もあり植物が豊富です。しかも景色が雄大で、三筋山に登れば、天城連山を目の前にすることが出来ますし、東伊豆の海岸も望めます。
足に自信がない人も舗装道路がかなり上まで通じているので車で気軽に訪れることが出来ます。ところが、いつも人影をあまり見ないのはどういうわけでしょうか?まさに宝のもちぐされ、もったいない話です。
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