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風車2010/11/18

三筋山から


きょうのNHKクローズアップ現代は国の財政のひとつ、特別会計の摩訶不思議がテーマで、その中で風力発電機を話題に挙げていました。

国の援助を半分貰って市町村が建設した風力発電機の運営は、大半が赤字に陥っていると言う話です。中には良く調査もせず国の援助をあてにして建てた地方公共団体も少なくないとか。

赤字の経営にけりをつけるにしても、廃棄するのには一基につき8,000万円もかかるとのこと。存続すべきかどうか、為政者は今頭をかかえているそうです。

風力発電機の設置についてはいろいろ弊害のあることが知られています。低音障害は付近の住民にとって看過できない問題ですし、山を崩して建てた結果、環境に悪影響を与えていることなども考えておかねばなりません。

東伊豆町でも既存の13基の他に、三筋山につづく大峰山にかなりの数の風車を建設する計画があるそうです。三筋山に登ると、大峰山の西の斜面に着々と道が出来つつあることがわかります。

愚かな結果を招来しないために、今ここでもう一度検討しなおすことができないものか憂慮しています。