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東伊豆町民文化祭の稲取ベルフィオーレ2011/11/06

東伊豆町民文化祭のコーラスの部で稲取ベルフィオーレが出演した映像です。音声をオンにしてお聞きください。

「日本人イヌイット 北極圏に生きる」2011/11/07

録画しておいたNHKのドキュメンタリー番組、「日本人イヌイット 北極圏に生きる」を見ました。

30数年前にグリーンランドの最北の村シエラバークに日本人青年が単独で移住し、現地人と結婚して子供をもうけ、今は何人かの孫に恵まれてイヌイットに同化した生活を送っています。

青年はイヌイットから生きるための技術を教えられて、大自然の中での自給自足の生活に耐えてきました。その技術は狩りが主力です。狩りの獲物を食とし、あるいは売って生活してきました。

映像では日本語を話すのは、もちろん現地語もうまいかつての青年、今のオジイチャンだけです。その息子で今のお父さんは射撃などの腕はオジイチャンを凌ぐほどになっています。

孫の長男イサムくんは10歳になって狩りに参加するようになります。ある日、お父さんと一緒にアパリアスと呼ばれる海鳥を捕獲しにゆきます。飛んできた海鳥の群れを柄の長い網で捕獲するのです。でも、最初はうまく捕れません。

それでも何とか捕獲した海鳥を処理するシーンがありました。お父さんから教えてもらいながらヒヨドリくらいの大きさの海鳥の心臓を押しつぶします。そのとき彼は何とも言えない複雑な表情を見せます。生き物を死に追いやる苦悩の表情でした。

しかし、これは狩猟による生活では避けて通れない行為です。生きるためには他の生き物を犠牲にして口にするしかない。他の生物の命をもらって初めて自分の命を育むことができるのです。

ちなみに、アザラシの内臓を取り出した革袋にこの海鳥を詰めて密封し、地中に埋め込んでおくと発酵して美味な食品となるそうです。

この映画は全編を通して生き物の生命と死の様相が画面に出てきます。人間は生き物の食物連鎖の頂点にいますが、生物の死を見て生命の尊さを教えられるドキュメンタリーでした。

奈良本の「けやき公園」2011/11/09

けやき公園
東伊豆町のHPを見ていて、奈良本に「けやき公園」というのがあると知り、きょう訪ねてみました。

バス停「小橋」から奈良本公民館の前を通り、水神社に到着したのは15分後でした。ここは今回で3度目の参拝です。二度目に来たときは三番叟の練習舞台を見せてもらったのでした。つい先日はここの舞台で余興があったようです。

けやき公園はこの神社から更に坂道を10分くらい歩いて、あっけなく到着です。公園は京王熱川マンションの裏手にありました。今年オープンしたばかりで足湯などの施設は真新しく、シンボルのケヤキの木も勢いがあって人を魅きつけます

公園全体は上段にその施設があり、下段には東屋や広場等がありました。夏にはホタルが飛び交う池もあるとか。東屋ではベンチで食事しているカップルがいました。

足湯を覗くと、先客の3人のオバサンに「入ってらっしゃい!」と声をかけられました。近所の人たちでしょう。この場所をウオーキングの目標にするのも良いですね。

管理棟には管理人のオバサンが常駐のようです。ここでいろいろ集会等ができそうです。それには前もって予約が必要だとのこと。休憩室ではないという。

しかし、年間を通じてどれほどの予約があるのでしょうか?予約時間以外は休憩室として開放してもよいのでは?ここにも町民が自由に利用できない足かせがありました。

昼食の場所のあてが外れて更に足を延ばし、新しいが車が殆ど通らない広い道を下って「花いっぱい温泉」に到着。ここで昼飯と温泉入浴し帰宅しました。ちょっと物足りない半日でした。

三筋山風力発電施設設置計画2011/11/12

三筋山と細野高原
三筋山に風力発電施設を建設する計画が着々と進行していることは当ブログでも紹介してきました。知事が一時的に差し止めしているにも関わらず、関係工事が行われているのです。
http://taakesan.asablo.jp/blog/2011/03/18/

ところで、きのう「天城三筋山の風力発電を考える会」などの住民団体が県庁を訪れ計画中止と、保安林解除をしないことを申し入れたそうです。

先月、「伊豆半島の風力発電に関する有識者会議」なるものが条件付きで賛成するという報告書を知事に提出したり、県森林審議会が東電計画に対しての保安林解除は適当だとの答申をしたりしているので、計画中止等の申し入れはむしろ遅きに失した感があります。

この上は河津町と東伊豆町の住民の反対運動を盛り上げねばなりません。各住民団体のリーダーシップを期待したいと思います。

七五三2011/11/14

七五三
今年も西馬道の畑で皇帝ダリアが咲きました。薄紫色の大輪の花は確かに気品があって皇帝の呼称にふさわしい。

明日は11月15日の七五三ですが、先週あたりから子どもさんの着物姿がチラホラみられるようになりました。今年は11月15日が火曜日ということもあって、土日にお祝いをした家も多かったことでしょう。

実は私もご近所さんから写真撮影を頼まれ、天王さんでの参拝風景を撮影して参りました。当日は好天に恵まれ日光を充分に受けた被写体だったため、先ず先ずの出来栄えで責任を果たせたかと思っています。

稲取では数え年で七五三を祝う家が多いそうで、ご近所さん宅でも数えで7歳のお嬢ちゃんと3歳になるという下の子が晴れの着物姿で登場しました。髪結いさんで髪結いと着付けが終ったのが午後1時半。半日かかったそうです。

さすがに、上の子は立派な着物を着て周りに取り囲まれたせいか、緊張していたようです。この着物は今も元気な104歳の曾祖母が孫の、つまり、7歳の子の母親の七五三のときに用意したものだということです。

こうした形で世代が受け継がれてゆくというのも女子ならではの奥ゆかしい風習ですね。