伊豆稲取便り

上原仏教美術館の新春特別展がこの１１日までなので、遅まきながら観てまいりました。今回は、仏像が松崎町の吉田寺の阿弥陀三尊像など数点と、新登場の金泥銀泥の経巻、そして平山郁夫が描いた唐招提寺の盧舎那仏や雲崗の磨崖仏図絵等の展示でした。

仏像は伊豆新聞で連載中の田島整さんの「伊豆の仏像を巡る」に登場済みなので親しく拝謁できました。また、平山郁夫の日本画３点も暫くぶりでした。時々こうして足を運んで“本物”を観るのは日常に何らかのアクセントを付けるという点でも意味があることでしょう。