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町民証2009/07/07

海霧
きょうは梅雨の晴れ間、ヤオハンの買出しのあと海岸のベンチで食事です。文化公園から降りてきたときは海霧が陸まで押し寄せて、目に薄く白い膜がかかったような錯覚を覚えました。白内障が進むと、こんな風に見えるのでは…。

さすがに、磯でいつも釣りをしているオジイサンの姿が見えません。テングサを採るオバアサンの姿もありません。多分、朝方の霧はもっと濃かったのでしょう。

食事が終わる頃には強い風に押されて、上陸したガスが徐々に晴れてゆきます。河津の天嶺山にかかったガスも何時の間にか雲散霧消しました。しかし、大島や利島、新島、式根島、神津島あたりの霧のベールはいっこうに取れる気配がありません。

車から降りた一人旅の若者が、隣のベンチに座って熱心にこの光景を眺めていました。

彼方の空に幾分かの青空が覗いて見えても、上空に薄くかかる雲は切れそうでいて切れません。お陰で強い日差しが遮られ、海上から涼風を受けて気持ちよい昼時を過ごしました。


帰りに役場に寄って町民証を作ってもらいました。この証明書については、当地に越してきた当初からいろいろと聞き及んでおりました。皆さんから薦められていたのです。

日帰り温泉などでは免許証か保険証を提示すればよいので、私たちは特に不便を感じたことはありません。けれども、何か他に便利なこともあるかも知れないというわけで、作ってもらうことにしました。役場の前はいつも通り過ぎているのですから。

ついでに夏祭りの日程表を手に入れてきました。いよいよ稲取で一番賑やかなお祭が来週から始まります。13日から一週間、港の人たちは仕事を休み、町はお祭一色となるのです。