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”コグリヤ”2011/08/12

お船石



志津摩海岸の“お船石”の向かいに洞穴があります。この洞穴は岩くぐりができるので、稲取人は昔から“こぐりや”と呼んできました。以前、一度ここを訪ねて岩くぐりをしたことがあります。

コグリヤ

 


きょうはこの海岸の先を探検するのが目的ですが、先ず、この“くぐりや”を覗いてみました。洞窟内には木を燃やした痕がありました。出口のほうはカヤがしげっていたので、くぐり抜けることは遠慮しました。



洞窟内から撮ってみました。


”お不動岩”とはこのことを言うのですかね?”こぐりや”の洞穴を裏から撮りました。


この先に赤岩の周りに鉄骨やコンクリートの残骸がありました。これは何の跡なのでしょう。昔このあたりには堤防があったそうですが。


きょうはこの先をとことん詰めてみました。向山の最初の短いトンネルを抜けてまた直ぐにトンネルに再突入するところまできました。「朝日台」の字が読めます。朝日台トンネルです。ここまで来ると、見高との境の尾根の末端が目の前です。


すると、ここにも”くぐり岩”がありました。穴が上下に二つ開いています。ここは簡単に向こう側に抜けることができました。



そして目の前の直立する奇怪な岩を回り込むと、尾根の末端にぶつかりました。


この岸壁を回りこんでゆけば”たるがの”に行きつくことができるはずです。ただし、このような岸壁を3~4箇所クリアしなければなりません。この写真の部分はどうやら壁をへづってゆけそうです。でも、今回はこれにて引き上げることにしました。