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河津沢田の涅槃堂 ― 2013/03/09
稲取の榧の寺、済広寺の門前では寝釈迦の小さな模型が何時もにこやかに来客を迎えてくれています。寝釈迦、つまり涅槃像は昔、学校の遠足でどこかのお寺に詣でたときに見たのが最初で、以後も何度か拝観した記憶があります。
涅槃像に見る穏やかで平安なその境地が実はお釈迦様の死への旅立ちの姿だと知ったとき、不思議な感覚と共に畏敬の念を覚えたものです。勿論今でも凡愚の身にはとてもとても高邁な精神の世界には及びもつきません。
河津の涅槃堂を初めて訪れたのは伊豆に来て間もなくのことでした。お堂の中の寝釈迦像をガラス戸越しに覗いただけのことでしたが、今回は公開中とあって、間近に拝観できました。
http://taakesan.asablo.jp/blog/2009/09/25/4598816
今でもこのお堂で百万遍念仏の行事が行われているそうです。この涅槃像はこうして河津沢田の人たちによって大切に守り継がれてきたことがわかります。
尚、この涅槃堂については下記のブログを参照下さい。詳しい説明が載っています。
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