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アザミは生花の稽古で2013/10/04


志津摩のハウス畑で種を蒔いている人がいたので覘いてみました。今年80歳になるオジイサンです。ただし、たいへん元気な方で腰を落としての種蒔きもそれほど苦にはしていない様子。
 


手前の畝はヒマワリで、2枚の葉が水平に伸びた状態で5センチほど、その隣がハナムギで、こちらは未だ2センチくらい。今蒔いてるのはアザミの種です。
 


実はこのハウスを立ててから30年。最初はアザミの栽培だったそうで、いつか体調をこわして、その後ずっとアザミをやめていたのをまた復活させたようです。
 


アザミは生け花の稽古で使われると聞きました。従って、年度初めの4月、5月に一番の需要期を迎えるとのこと。アザミの栽培農家も少ない上に、まとまった数の出荷となると、相当てんてこ舞いの忙しさだったようです。

 

ここは向田、太田、志津摩の3地区があり、坂下川と志津摩川に挟まれた畑が太田です。その太田に立つハウスの中には大きな暖房装置がありました。素人目にも燃料費が頭をよぎりました。冬季の温度調節は花の場合はより微妙なのかもしれません。