伊豆稲取便り

雛の吊るし飾り祭りが２０日から始まりました。
前夜はメーン会場（文化公園）で盛大にオープニングイベントが開かれたそうです。初日には、私たちもヤオハンでの買い物の帰りに会場を訪れました。入場料３００円。

それほど大きくはない館内に入ると、照明効果もあって絢爛優美な絵姿が部屋中いっぱいに踊っていました。見事な作品の数々に訪れた人は皆感動の面持ちです。

吊るし雛は古来、子供の健やかな成長を祝い、お雛様の両脇に吊るしたものだそうです。この稲取の吊るし雛は江戸時代から続く風習ということですが、日本三大吊るし雛として他に酒田の”傘福“、福岡柳川の“さげもん”も有名だと添え書きがありました。

稲取では有料の会場が５箇所あり、他にも大小さまざまなお店で吊るし雛を展示販売しています。なかには個人の家で中庭を開放して展示即売しているのもあります。そのひとつを女房殿が散歩の途中のぞいてきて、報告してくれました。
「２０万も３０万もするのがあるのよ！　普通は２，３万円のものが手ごろでおすすめですって！」いったい、どんな人が買うんでしょうかね。

お祭りは３月３１日まで続きます。