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靴の修理2012/07/26

以前履いていたトレッキングシューズはこちらに転居する際、何点か処分してまいりました。その処分した中でローバーの靴2点の内、雪山用のプラスティックブーツの表面が触ったらバリバリと割れてしまったのにはショックでした。

昔、スカルパのプラスティックブーツが割れる現象が出て、大きな話題になったことがありました。雪山で装着時に起きた場合には危険が大きかったからです。結論として経年劣化に対する注意喚起が叫ばれ、当時としては5年以上経過したものは要注意ということでした。

プラスティックブーツではありませんが、10年以上も前に購入した軽登山靴の一つはこちらに来る前に、両神山の八丁峠コースの岩場でソールが剥がれてしまったことがありました。その後、この靴はソールの張り替えを考えているうちに、結局は廃棄処分にしました。革製のしっかりした靴だったので残念でした。

当時、軽登山靴は丹沢用に布製一足、他の低山から中級用に革製二足を使いまわしており、一足に偏ることなく使っておりました。また、テント泊の場合も二足の重登山靴を状況に応じて使い分けしていました。もっとも重い重登山靴はソールの張り替えを3回もしており、現在も現役です。

ところで、登山靴としてではなく、ウォーキングブーツとして購入したサンマルコの靴を暫くぶりで使用したところ、先日の散歩の途中にソールが剥がれてしまって驚きました。未だ3~4回しか使用してなかったからです。やはり、これも経年劣化だったのですね。

この靴については今後、雨中の散歩にのみ使うことにして、稲取の靴屋さんに修理をお願いしました。最初は登山靴の修理は出来ないといって断わられましたが、登山用に使用せず上下の圧着だけなら、と引き受けていただきました。両サイドの圧着にはそれなりの装置が必要とのことです。

今、手に取ってみると、ずいぶんな廉価だった割に見事な出来ばえです。靴屋さんに感謝するとともに、雨の日が待ち遠しくなりました。