稲梓から蓮台寺へ① ― 2012/10/05
上原仏教美術館員の田島整さんが「伊豆の仏像を巡る」と題して伊豆新聞に連載記事を書いています。私は上原仏教美術館でたまたま二度にわたって説明を頂く機会があって、この方の歴史や仏像そのものについての優れた見識と情熱に敬意を持っていましたので、毎週日曜日の記事が楽しみとなっています。
先週は蓮台寺の天神神社大日如来坐像と四天王立像でした。そこで、今日は蓮台寺を訪ねてみようと思い立ち、ルートを次のように設定しました。
稲梓駅~箕作~横川~上大沢~大沢口~蓮台寺~天神神社~蓮台寺駅
地図を入念に調べた結果、横川から大沢口までピクニック気分で歩けると予想して出かけました。従って山歩きなど念頭になく、足回りは普段のウォーキングシューズです。山里歩きをのんびり楽しんで、最後に大日如来にお会いしようというわけです。
以下は気ままな山里の道中記です。どちらさまも我慢してお付き合いくださいますようお願い申し上げます。
稲梓駅を9時50分にスタート。落合1号橋を渡ると、橋の袂の畑でオバアサンが鍬を使っていました。この方にお会いするのはこれで3度目です。もっとも、先方さまにはご記憶がありません。
でも、平成3年の台風による出水には恐い思いをしたと聞くと、先ず、平成3年という年を忘れてはいないことに敬意を表したくなります。私の場合、どうも過去の年月をうまく記憶出来ないからです。バブルはいつごろはじけたか? アメリカの9.11は何年のことだったか? リーマンショックは? いずれも明解に答えられません。
沢向うの小高いところに高根白山神社があります。その下に自宅があるので、そのときは気が気ではなかったとオバアサンは言います。ところで、高根白山神社には、旧来のお堂の下に一昨年でしたか新しくお堂が建ちましたが、その脇には古くから“歯”のお地蔵さまが立っているとか。
歯が丈夫なことは誰しも願うことですが、“歯”のお地蔵さまとはまた珍しい。この次の機会には是非とも寄らねばなりません。歯医者さんになるべくやっかいになりませんように。
相変わらず元気そうなオバアチャンと別れて、稲生沢川に出ます。川では釣り人が何人か長い棹を操っていました。こちらに頭を上げたので手を振ると、今日は全く駄目だね、と訊いてもいないのに声をかけてきました。人の良さそうな方です。魚影は確かにあるけど、うまくいかないという。釣りを知らない当方は何と答えたら良いか、戸惑ってしまいます。
正面に見えていた地蔵山のふところに入って米山薬師を過ぎ、箕作の信号にやってきました。これより松崎街道に入ります。
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