子どもたちの田植え ― 2013/07/04
<オーナーから説明がありました>
私どもは宵っ張りなもので、朝は“ジェジェ!”を観ながら食事と新聞の時間がだいたい8時半~9時頃に終わります。きのうの朝、そんな時に徳造丸の会長さんから電話がかかってきました。「田植えが始まるヨ!小学校5年生の子どもたちが来るそうだヨ!」<<アア!シマッタ-、すっかり忘れてた!>>
実は、先日、前もって彼から2日か3日が予定されている旨、電話をもらっていたのです。何たる失策! 準備は何もしていないし、昨日は食料の買い出しをカミサンと約束していました。月曜日に膝を捻挫したとかで、火曜日の買い出しが水曜日に替わっていました。
それでも折角の知らせを受けて、とにかく田植えを見てこようと、バタバタ支度してタクシーで志津摩へ直行。何とか間に合いました。国道から下りてゆくところで、子どもたちが下の志津摩遊歩道から上がってくる姿が見えました。
志津摩の田圃は正しくは向田の田圃で、この辺りは志津摩川と坂下川を境にして東から志津摩、太田、向田の3地区に分かれています。田圃は向田だけで、他はハウスや畑となっています。また、稲取の水田は今では中の平と向田の2か所だけです。
ここの田植えはかなり遅く、5月のゴールデンウィークの育苗から始まって、草刈り、田起こし、水引き、畔塗り、というように6月いっぱいかかって準備を整えてゆきます。そして人手を頼んで田植えとなったのが昨日のことだったのです。今はミカン農家のサイド仕事ですので、人手を頼むことと併せて手が空いた時期となると、やはり遅くなるというのが理由でした。
2年前にこの向田の田圃をずっと追ったことがありましたが、子どもたちの参加があったのは去年からで、今回初めて撮影するチャンスを得ました。子どもたちは今学校で稲作の勉強をしているとのことで、実地に田植えを体験することはこの上ない学習となることでしょう。
ただ、ここの田植えは苗を肩口から田圃へ投げる方法をとっています。機械を使わない方法としては極めて合理的で省エネな田植えです。しかし、子どもたちにしてみれば、実際に田圃の中に入って苗を植え付ける体験もしてみたかったのではないでしょうか。
例えば、線路から南の田圃だけは通常どおり田圃の中に入って手植えをし、北側については投げ合い田植えにするとか。子どもたちは田圃に入って泥だらけになるのが好きな人種ですから、この点について来年は是非とも検討して欲しいと思っています。
動画があります
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