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きやり2012/07/31

むかい庵と海防の松と大島
木遣りというと、材木を転がしたり運んだりするときに音頭取りが口ずさむ歌ではないかと、漠然と考えていたのが、稲取ではお正月の神福竹の行事のときに、出来上がったそれをみんなで肩に担いで賽の神様のところまで運ぶ時に歌われています。材木ではなく、竹が主役なのです。

また、ついこのあいだの夏祭りで天王さんのお山入り後に関係者が整然と行列をなして下ってゆくときにも歌われました。当ブログでもその模様をビデオで簡単に紹介しました。

きょうはその歌の名手であるシントコさんに長い木遣り節をあらためて披露していただきました。暑い中、「むかい庵」の前の「海防の松」を背にして歌っていただきましたが、当方の気まぐれなリクエストに気持ちよく応えてくれました。大変恐縮しているところです。

彼は台本も何もなく、いきなりすらすらと1から10番までをよどみなく高々と歌い上げました。歌い終わったあと、彼は後々までも歌い継いでゆきたい、そして後継者を早く探したいと熱っぽく話してくれました。

稲取の木遣りは独特の伝承文化として長く歌い継がれていって欲しいものです。

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