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稲取駅の待合室に「帰省」の詩が2013/07/22



浅田志津子さんの詩「帰省」の書が伊豆稲取駅の待合室の壁に掛けられました。駅長さんに前もって頼んでおいたところ、本日連絡を頂いて早速覗いてまいりました。
 


同じ作者の詩「たたんだ千円札」が蓮台寺駅の待合室に掛かっていることは多くの人がご存知のことと思います。まさに、蓮台寺駅のローカルムードは時間待ちで詩を味わうのにぴったりです。
 


その点、稲取駅は最近、駅前に築城石の広場を設けたり、構内にも展示物を置くなどして以前とはずいぶん変わりました。それに駅前通りにはやはり食堂や土産物店などが軒を連ねていて、同じように傍に川が流れていても雰囲気はまるで違います。ですから、稲取駅の待合室に詩の額を掲げる発想は意外でした。

 


しかし、土地の人は勿論のこと、観光客の方々が時間待ちの時に、ふと、この詩を読んで思うところがあったら、稲取の印象が少し変わるかも知れません。稲取駅とこの詩の情緒がどこかで結びつくかも知れません。つまり、旅の心と「帰省」の詩情がどこかで絡まり合う気がするのです。
 


多くの人が伊豆稲取駅で心豊かな時間を過ごせたらと願っています。

なお、この詩は「線路沿いの詩(うた)」に収録されています。

稲取駅のスライドショーを是非ご覧ください



コメント

_ しづこ ― 2013/07/24 11:21

昨日、伊豆急本社から「書を展示しました」との連絡を頂き、早速、こちらにご報告に伺ったら、もう既に、こんなに素晴らしく、告知くださっていて、びっくり! 感激のひとことです。スライドショーまでUPしてくださっていて、本当に、感無量です…。何度も拝見しました。制服の女子高校生たちに読んで頂けるのも、うれしいです。いつか彼女たちもふるさとを離れ、母になって帰省したときに、この詩に共感してくれるときがくるかもしれません。
いなださんの優しいお気遣い、心から感謝します。ありがとうございました。8月には主人の絵を持って、稲取駅に家族でお届けにあがろうかと思っているのですが、そのときにお会いできれば光栄です。

_ inada ― 2013/07/24 13:03

この待合室は稲取高校の女子生徒がよく時間待ちで利用しています。将来、彼女たちの記憶に必ずや残ることでしょう。
来月、稲取駅に来られる由、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

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