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渋柿2014/10/20

3年前のちょうど今頃、ご近所の方から渋柿をいただいてベランダに吊るしたところ、2週間で甘い干し柿ができあがりました。実際のところは皮を剥いて干しただけで、僅か2~3日で甘い滴が垂れはじめたそうですから、渋柿の変身の見事さに驚いたものでした。

 

今朝はSさんちの畑へ出向いて、柿の収穫を手伝ってまいりました。メンバーはSさんの妹さん夫婦と私を入れて4人。実は私が木に登ってもぎ取るつもりだったのに、危ないからといって登らせてくれません。ご本人と義弟のOさんの二人が器用に枝先へと足を伸ばします。

 

Sさんは御年80で、Oさんは78歳です。ご高齢の二人がバランス良く木登りをするのに驚きました。ミカンの栽培にしても、稲取では概してご高齢の方がハシゴに乗って高い所で作業しておられます。そのバランスの良さはどこからくるのでしょうかね。

 

この柿の木は樹高は10メートル余、枝張りも立派で樹齢は90年にもなるそうです。Sさんが子どもの頃に既に10センチ位の太さだったと言います。それが今年は実を鈴なりに付けました。柿にとって今年は当たり年なんでしょうか?稲取では殆どの柿の木がたくさんの実を付けています。

 

4人のメンバーで午前中に半分の仕事が片付きました。ミカン用のコンテナ6箱分の収穫です。一本の木でこれだけの収穫ですから、樹そのものの生命力の強さ、豊饒さに驚かされます。

 

さて、みなさんは弁当持ちで今日の作業に備えたようです。あとの半分を引き続き片付けるそうです。私の方は柿の木のもぎ取りなんぞと、タカをくくってましたが、いやもう、あちこちの節々が悲鳴を上げています。この辺で失礼いたしました。